「前橋ビジョン発表会」に参加しました!

ヤギカフェ・ママです。

 

 

 

前橋の将来像を分析・調査し、今後の取り組みが報告されるとする「前橋ビジョン発表会」が8月3日(水)ヤマダグリーンドーム前橋にておこなわれました。

 

 

 

ヤギカフェは、前橋市史上における1つの転換ポイントになるのではないかという予感と界隈の環境が大きく変わるのではないかという好奇心から、臨時短縮営業をとらせて頂き会にヤギカフェ・マスターと共に参加してきました。今日はそのレポートとちょっとした感想をお伝えします。

 

 

 

本会が開かれるキッカケは、平成25年の本市出身でJINSメガネの創業者・田中仁さんと現前橋市長・山本龍さんとの交流にあったそうです。

 

 

 

 

企業を大きく成長させた田中さんは、いつかの時点で何か自社の経済活動とは離れたところで社会還元事業に取り組みたいと考えおり、市長との交流、そこから続いた同郷の若者たちとの出会いでその志望に拍車がかかったとのことでした。そして、今年2月より本格的に田中さんが設立した財団法人が市が実施している「都市魅力アップ共創推進事業」に乗ずる運びとなったようです。

 

 

 

田中さんと市が連携し掲げている目標は、「前橋市を日本全国及び海外から移住者、観光客を呼べる場所にする事。市民が世界に誇れる街にする事」だそうです。その前橋市のビジョン(未来図)を多くの方と共有し、形づくりをまい進して行こうという提案が今回の「前橋ビジョン発表会」でした。

 

 

 

目標を達成するには、数字や業績だけを頼りせず、50年100年と変動しない前橋市の価値を追求することが大事とおっしゃっていました。その価値を点在する活動(産業・食・アート・企業・市民活動など)を集約することで見つけ、そして互いの活動の中で共有する事で目標を具現化させる一歩が踏み出せるとの事でした。

 

 

 

今回、この前橋市の価値を見つけ出す作業にドイツのブランドコンサルタント企業(ある会社が製造した商品などを安心・信頼して買ってもらうためのイメージ作りを手伝う会社)の力を借りました。前橋市の事を知らない海外の企業に調査・分析を依頼することにより市民や日本人が見落としがちな魅力・潜在能力を抽出する狙いがありました。結果、ドイツのブランドコンサルタント企業が導き出した前橋の価値は、感覚的なもので、それを言語化すると「the place where the good things grow」(直訳すると「良いモノ・コトが育つ場所」)というものでした。

 

 

 

そして本会では、最終的にこの英語表現を正式に「めぶく」という日本語に解釈・翻訳するとが決定されました。

 

 

 

今後は、この「めぶく」を前橋市のビジョンとし、各分野で行われる活動の中で、「この取り組みは、(自分にとって、他人にとって、組織にとって、市にとって、)『めぶく』ものであるか」を常に考えるようにすれば、理想である「日本全国及び海外から移住者、観光客を呼べる、市民が世界に誇れる前橋市」になれると総括されました。

 

 

 

「めぶく」に関するあらましが述べられた後、「めぶく」を意識した現在計画中の10の取り組み・事業の報告(プレゼンテーション)がありました。

 

 

 

それらは...

 

 

 

 

1.野菜パスタで有名なAW Kitchenの総料理長、澤井雷作氏が、米国ポートランド発で日本初となるハンドメイドパスタ「GRASSA」と独占契約し、前橋の食材を使った独自のレストランを市内に2017年開業予定。

 

 

 

2.県内のアウトドアスポーツ運営会社「カッパCLUB」が市街地に流れる広瀬がを利用した水上レースなどを今年9月に行う事。

 

 

 

 

3.2008年に320年の歴史を閉じた前橋市本町の旅館「白井屋」を建築家の藤本壮介氏がノベーションし、デザインホテルとして復刻する事。開業は2018年を予定。

 

 

 

 

4.農業従事者の若者たちにより高収入(年収3千万円)を実現すべく、最新の情報通信技術を駆使した太陽光発電と野菜栽培を掛け合わせた新ビジネスを前橋で立ち上げるとの事。また、道の駅の魅力を高めるため、農業の六次産業化(農家が生産・加工・販売までをすべて行う事)が担える人材を育成する事業を推進する事。

 

 

 

5.東京渋谷でデザイン会社を経営する村瀬隆明氏が、地元名古屋の和菓子職人と協力し「前橋で感じた和み」をテーマにした前橋銘菓(お土産)の開発に取り組むとの事。店舗も構え2017年に開業予定。

 

 

 

 

6.医療法人龍邦会の協力により設立された団体「前橋市健康クラブ」により活動量計を使った健康ウォーキングを推奨するとの事。また中心市街地にウォーキングステーションという拠点を今年9月に設置するとのこと。また同クラブと関係のある「NPO前橋在宅ケアネットワーク」と共に運動と食事の指導を実施するとの事。

 

 

 

 

7.東京で日本料理、スペイン料理、小籠包の3店舗の飲食店経営者・阿部光峰氏が、前橋の豚を使ったとんかつ料理店を開業するとの事。

 

 

 

8.「前橋まちなかエージェンシー」が中央通り商店街沿いにある土蔵を改築しコミュニティーハブとなるカフェを開業するとの事。

 

 

 

9.建築設計会社社長・石井繁紀氏が中心市街地周辺の都市再生計画の支援・提案及び新しい街並みを実現に取り組むとの事。

 

 

 

 

10.前橋市教育委員会・塩崎政江氏が子供図書館などの一層の有効利用、ICT機器を導入した新らたな授業作り、地域寺小屋、現存施設の活用などの教育事業を推進するとの事。

 

 

 

 

 

以上の計画事業報告の他、前橋ビジョン構想と並行して発足した市内の企業団体と市民団体の紹介がありました。

 

 

 

 

1つは、田中氏が発起人となり市内の企業17社(*)でつくる「太陽の会」。同会は、各社が毎年の純利益の1%または100万円を市の資産になるもの(特に若者支援)に投資するそうです。

 

*(17社は...株式会社アリギス株式会社石井設計株式会社協和株式会社クライムグランヴィル前橋相模屋食品株式会社株式会社サンワ株式会社ジェイアイエヌ双和電業株式会社ソネット株式会社中央カレッジグループ株式会社ニューサンライフ富士スバル株式会社宮下工業株式会社株式会社メモリード株式会社ヤマニ熱工業GNホールディングス株式会社...順不同)

 

 

 

また個人有志の集まりである「風の会」は、前橋ビジョンに呼応した市民からビジョンの具現化につながるアイディアを募ったり、そのアイディアを実行する資金調達や人材確保に取り組むそうです。

 

 

 

発表会最後は、田中仁さん、山本龍市長、本市出身の著名人・糸井重里さんの鼎談があり閉幕しました。以下、完全な引用ではありませんが、鼎談で印象に残った発言・意見概要を記します。

 

 

 

 

市民主体であることの良い事はお金(税金)がかからないこと」(山本)

 

 

「私が主役であるという意思があること自体が街の価値」(糸井)

 

 

「『めぶく』可能性のない行政事業の見直しも必要」(田中)

 

 

 

「(行政に関し)予算をとるという表現をするのと『めぶく』ものに投資するという表現をするのかの違いで結果や効果が変わってくるハズ」(田中)

 

 

 

「昔の話や足らないものの話をせず、未来の事を語る陽気さ」(糸井)

 

 

 

「街は、みんなのために、街のためにという人たちが集まるより、自身や商売の成功の為に動く人が集まった方が良くなる」(糸井)

 

 

 

 

 

【前橋ビジョン発表会に参加したヤギカフェの感想】

 

 

前橋とう環境をより実感し、その環境と共にどう自分たちが生きて行きたいのかを強く意識するきっかけになった催しでした。おこがましく思われてしまうでしょうが...会の内容に特に真新しさや奇抜・斬新さは正直感じませんでした。今年3月に行われた中間発表会の内容をさらに練り上げたという印象も持つことは出来ませんでした。「めぶく」を構成するとされる前橋の3つの要素(中間発表では英語で説明されたTangible sense of community 、Balance of experience、Considered improvement)を身に染みて理解することのできる翻訳・分析も足りなかった思います。

 

 

 

しかし、「私は前橋でこれをしたい!」「この地域でこう生きたい!」というごくごく単純な思いを、とても大ごとに、そして盛り立てる形に仕立てあげるイベントが開催されたこと自体に、近年(ここ10年近く)ない環境の変化を感じました。

 

 

 

田中さんや糸井さん、市長が言っていた言葉の全ては、既に多くの意志のある市民が知っている・発していたものでした。しかし、今までは、それが大きく響きわたらず、小さく共有されているばかりでした。しかし、「前橋ビジョン」の現れでそれがやっと街の当たり前の空気として漂いはじめたのが大きな功績だと思います。

 

 

 

何かを本気に取り組みたい人の足を引っ張らない、誰かの情熱に対し後ろ向きな発言をしない前橋市民の規範(スタンダード)が広がり始めている事は、ヤギカフェに新たな芽吹き(夢・野望)をもたらしてくれそうです!

 

 

 

 

*当ブログに登場させたキャラクタ―はあくまで界隈に生息するとする架空の生物たちです。従って、実在の人物や特定の事象を蔑んだり中傷する意図は一切ない事をご理解下さい。あくまで「前橋ビジョン発表会」に興味を持って頂く為のヤギカフェなりの娯楽的発信手段と受け取って頂けるとうれしいです。もし誰か様を不快にさせてしまったらゴメンナサイ。 
 

 

 

 

 

 


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

カレンダー

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

最近の日記

日記の主題

今までの日記

最近のコメント

トラックバック

自己紹介

日記の登場キャラ

【ヤギカフェ・ママ】
【シダボン】
【ダチョウ】
【ハンニャ】
【チェ・ヤギバラ】
【広瀬川チビーズ】
【羽鳥夫妻】
【佐久原萩太郎】
【竹亀和佐隆】
【神庫山雷蔵】
【利根川虎美】
【岡基太郎】

公式ホームページ

ヤギカフェのホームページ

呑竜仲店のホームページ

このページから検索

その他

携帯用

qrcode


群馬一斬新なみそパン

呑竜仲店の価値

ヤギカフェ・フェイスブックページ